2025年12月9日火曜日

進め、若人っ!

写真は全道英語暗誦大会(札幌)当日のようす。

最後のわずかな休憩時間をつかって、生徒が最後の練習をしているようすです。

 

先生と距離を開けているのは

マイクを使わない本会場を想定してのこと。

 

 

 

「最後の1分まで、自分ができることをやる。」

 

 

 

この後姿に美学を感じるのは私だけでしょうか。

 

人事を尽くして、天命を待つという諺があります。

自分ができることをいっぱいいっぱいやりきったら、

あとはどんな結果だって受け入れられるという意味。

 

2人の審査員(ネイティブが英語で講評)はこういっていました。

「皆さんが知っている有名な通訳の方も中学生のとき、この大会で勝ってはいない。

そんなことはさほど重要ではないのだ。この大会出場を一つの機会として精進していってください。」と。

もう一人の審査員は

「まるで、教科書のCDを聴いているよう。そのぐらい上手でした。あなた方のような人と高校で会い、

一緒に勉強していけるのは、とても楽しみです。」と。

 

結果は入賞こそ逃したものの、

今年で最後となる全道英語暗誦大会を覗かせてもらい、

おそろしいほどの努力を積み重ねてきた中学生に刺激されて、帰路につきました。

 

 

美しい1枚の写真にまつわる物語でした。